「しっかり寝たはずなのになぜか眠い…。」「日中に眠気が襲ってきて辛い…。」など、睡眠にまつわるお悩みを抱えている方は『間違った睡眠をしている』かもしれません。
お肌のトラブルで悩むかたは、同時に睡眠に関する悩みを持っていることも結構多いみたいです。
あなたの睡眠、実は間違っているかもしれない?
この機会に正しい睡眠方法をもう一度確認してみましょう。
1日に必要な睡眠時間は人によって異なる
一般的に理想とされる睡眠時間は7~9時間と言われますが、これはあくまで平均的な話。
誰しもがこれが正しい睡眠時間だとは限りません。
まず睡眠時間には大きくわけて3つのタイプが存在します。
①ショートスリーパー(短眠者)
必要な睡眠時間が4~6時間程度のひとのことを言います。
全体の8%~10%程度はショートスリーパーだと言われています。
かの有名なエジソンやナポレオンはショートスリーパーだったというのは有名な話ですよね。
ちなみに日本の芸能人にもショートスリーパーのかたは多くいるようです。
②ロングスリーパー(長眠者)
ショートに対してロングなひともいます。
必要な睡眠時間が9時間以上の人で全体の3%~7%程度のかたが該当するようです。
なかには、休日は丸半日以上、寝続けているひともいるとか。
③バリュアブルスリーパー(平均的な睡眠時間の人)
そして割合が最も多く全体の85%~90%のかたが冒頭にご紹介した7~9時間の睡眠を必要とするひとです。
これはわざわざ説明する必要はありませんね。
このように必要な睡眠時間はそのひとのタイプによって様々で、個人ごとに決まった睡眠時間がしっかり決められているのです。
「私は短い時間でも活動できるからショートスリーパーに違いない」
「私は昼間も眠いからもしかすると睡眠時間が足りていないのかも…。ロングスリーパーなのかな?」
と個人の思い込みで自分の適切な睡眠時間を見誤っているかたは意外と多いのです。
自分に合った睡眠時間って?
では疑問に思うのが、『じゃあ正しい睡眠時間ってどうやったらわかるの?』ということですよね。
ここでテレビなどでもよく耳にする「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が深く関係してきます。
私たちは睡眠中、浅い眠りの「レム睡眠」と、深い眠りの「ノンレム睡眠」を交互に繰り返しています。
これを90分ずつ繰り返しているのですが、気持ちよく起きることができるのは眠りが浅いとき=「レム睡眠」のときです。
つまり、自分は何回目のレム睡眠のタイミング(4時間半、6時間、7時間半など)で起きるのが1番気持ちよく起きれるのかを探すことから始まります。
自分の正しい睡眠時間を知る方法はいくつかあるのですが、私が実際にいろいろ試した結果、1番しっくりきたのはとても単純な方法でした。
それは、休日に目覚まし時計をかけずに自然に起きた時間をメモすることです。
スマホで睡眠を管理してくれるアプリを気軽に試せたり、快適な目覚めをサポートする目覚まし時計を買ったりと方法は様々ですが、これなら何かをわざわざ買うこともなく、無理せず続けられて面倒でもありませんよね。
あとは自分にあった『正しい睡眠時間』を守って、規則正しい生活を送るだけ。
なんですが、それができれば苦労はしませんよね。
「仕事が忙しくてまとまった睡眠時間が取れない!」
「しっかり寝たはずなのになぜか体が重い…。」
そんなひとは”睡眠の質”を高めてみましょう。
次の記事では睡眠の質を高める詳しい方法と避けるべき生活習慣をまとめていきます。